ごきげんよう、バビです。
思った以上にあっさりと終わる最終話です。
関西だしのうどんくらいあっさりです。
もうむしろカレーうどんくらいのこってりでよかったんですけどね。
「いぬやしき」第11話 あらすじ
新宿で多くの人を救い、自宅に戻る犬屋敷。犬屋敷は帰宅を待っていた家族に自身が機械の体である事を告げ、家族のもとを去ろうとする。しかし、家族は機械になった彼の存在を受け入れ、涙を流して抱き合う。
一方、犬屋敷との戦いで両腕を失った獅子神は安堂のもとを訪れていた。安堂は獅子神の来訪に戸惑うが、獅子神を激しく断罪する。大切に思っていた親友に強く存在を否定された獅子神は、失意の中、安堂の前から姿を消す。
犬屋敷は自分を受け入れてくれた家族と幸せな時間を過ごしていたが、巨大隕石が直撃する未曽有の危機が地球に迫っている事を知る。世界中が絶望に暮れる中、犬屋敷は家族を守るという決意とともに隕石に向けて飛び立つのだった・・・。
出典:トップページ | TVアニメ「いぬやしき」 公式サイト
「いぬやしき」第11話 ネタバレ感想
冒頭からこんな格好で謝らされている犬屋敷さん。
せめてズボン履き替えてからにして!
新婚旅行で秘宝館に行きたがった嫁と転んで尻をしたたかぶつけた旦那の現在。
時間て本当に残酷です。
しかも旦那はサイボーグ。
もはや時間がどうこうですらありません。
この状況がおかしいことに一人だけ気付いてる冷静な息子。
いや、犬屋敷さんのビジュアルで君くらいの年齢の息子がいることもかなりおかしいけどね。
会社で誰も気付かないってヤバい。
存在感ないったって、年齢と見た目のギャップで印象に残りそうなものですけどね。
このとき何を思って獅子神君が安堂君のところに来たのか考えると、すごく悲しい気持ちになります。
「今週のジャンプ買ってあるよ、読む?」
からのこの屈託のない表情ね。
安堂「お前はもうヒロじゃない、殺人機械だ。心がない、偽物の機械だ。お前今まで何人・・・何人殺したんだ?」
やめてーーー!
そんな顔しないでーーー!
胸が苦しいーーーー!
安堂君間違ってないとは思うんですけど、獅子神君は安堂君にだけは分かってほしかったんじゃないですかね。
人間の自分も機械になってからの自分も知ってるのは安堂君だけだから、安堂君とだらだら漫画読んで過ごした日々に戻れれば、人間だった頃に戻れるかもしれないとか、そんなことを思ってここに来たのかもしれません。
やだもー。
めっちゃ悲しい。
ピンポンして安堂君のお母さんが普通に「直行、犬屋敷さん」って言ってから犬屋敷さん入ってきてましたけど、え?
上半身裸で来たん?
お母さんも普通に対応したらいけません。
犬屋敷「死ぬからこそ、大切で愛しいんだよ。」
なんか犬屋敷さんが言うと凄く重く感じるセリフです。
文春から取材がとか言ってるけど、たぶんほんとだったら報道陣がついてきまくって、こんなファミレスでご飯なんか食べてる場合じゃないと思います。
機械になったことカミングアウトしたから犬屋敷さんはドリンクバーだけみたいですね。
アメリカ大統領「クソ野郎共好きにしろ、今なら何をやっても罪にはならない。」
ミヤネ屋に続いてやってくれました。
ミヤネ屋は原作のほうが似てましたけど、今回はアニメのほうが似てます。
ただ、セリフは漫画のほうがヤバイです。
あと3日で世界が終わるって言っても、電車動くんですかね。
めっちゃ電車好きな運転士さんならやりそうですけど。
てゆーか死ぬまでに1回本物の電車を運転したい鉄とかが運行してくれそうな気もします。
はな子めっちゃ可愛いですよね。
息子じゃなくて娘が止めにくるところがアルマゲドンを彷彿とさせます。
この、犬屋敷さんが行ってしまうことに気が付いて慌てて階段を降りてくるところが泣けます。
犬屋敷さんがもっと早く自分がロボットだって公表して、何とかできる距離のときにアメリカと一緒に破壊してたらもっと簡単だったんじゃないですかね。
獅子神「俺にだって、死んでほしくない人・・・しおんとチョッコーには死んでほしくないんだ。」
獅子神君がこの自己犠牲に目覚めるためにはたぶん先の大量虐殺や犬屋敷さんとのガチンコバトルが必要だったんだろうと思うんです。
このための必要悪だったんじゃないかと。
夜が一瞬昼間よりも明るくなるほどの閃光とともにあっさり消滅してしまう獅子神君。
もうちょっと余韻があってもいいような・・・。
自爆スイッチを入れた後の顔が怖すぎ!
完全にホラーです。
2度目の爆発で犬屋敷さんが自爆したことを悟る安堂君と、犬屋敷家の家族たち。
お母さんの泣き顔がめっちゃきついですが、ここは空気を読んでキャプらないでおきましょう。
なんだかあっさり終わってしまいましたね。
原作を読んだときは、もうちょっといい感じの余韻というか、読後感かあったんですが、アニメはちょっと寸足らずの印象でした。
正直、原作未満でしたね。
これだったらアニメ化しなくてもよかったんじゃないかーという印象でした。
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