第9話「不育症 世界一の味方は誰?」
ごきげんよう、バビです。
今度こその四宮回!
と思ったら、そこまでメインではないという・・・。
どどーんと1回丸々四宮回というのはないんですね。
私の感想は実況的に書いていますので、よろしければドラマを観ながら、または観終わった直後にご覧いただければと思います。
「コウノドリ2(2017)」第9話 あらすじ
過去2回流産をしている妊婦の篠原沙月がサクラ(綾野 剛)の元を訪れた。
不安そうに診察を受ける沙月。診断の結果、今回もエコーに映った胎児に心拍はなかった…。
3回目となった流産に不育症を自ら疑う沙月。現代医学でも、まだまだわからないことが多いこの病にサクラはどう向き合うのか。
一方、父・晃志郎(塩見三省)が再び倒れたと聞いた四宮(星野 源)。石川県能登に帰省した矢先、晃志郎が診察をしていた妊婦に早剥の疑いが。
一刻を争う事態の中、自らが執刀するしかないと言う晃志郎を見かねた四宮が、父に代わり緊急カイザーをする。その頃、下屋(松岡茉優)は、救命の忙しない現場で患者の症状に対応できず、悔しい思いをしていた。
そんな中、36週の妊婦が緊急搬送される。下屋は産科時代の知識を活用し、緊急カイザーを提案するが…。
ペルソナ総合医療センターのサクラ、下屋、小松(吉田羊)、白川(坂口健太郎)、四宮、今橋(大森南朋)がそれぞれの思いを抱え、動き出す第9話─。
「コウノドリ2(2017)」第9話 ネタバレ感想
冒頭から赤ちゃんの心拍が確認できないとか、めっちゃ重い入りです。
9話くらいになると物凄い鬱回を挟んでくるので、今回もそれかもしれませんね。
当たり前に妊娠して、当り前に出産できるものだっていう思い込みがあるから、流産したときに「自分に原因があるんじゃないか」って思ってしまうんですよ。
「妊娠・出産は奇跡」とか詩的に表現されるけど、それ、言葉どおりだと思いますよ。
新しい生命が生まれるんだから、そんな現象当たり前に起こってもらったら困りますよ。
不育症:妊娠はするが流産・死産・新生児死亡などを繰り返し結果的に生児を得られない状態
流産て妊婦の15% もなるの?
6,7人に1人て、
そこそこあるとは思ってましたが、そこまで多いとは思ってませんでした。
鴻鳥「僕は四宮ほど、患者のカルテを丁寧に書いている 産科医を他に知らない。」
出たーーーーー!
BLフラグ!
他の産科医のカルテそんなに見たことあるん?
もー、何なん?
ゴロー先生が救命に研修に来ました。
NICUでは特に何もしていませんでしたね。
一瞬ルートとれなくてまごまごしてるゴロー先生との対比で、下屋先生が凄いできるようになってるじゃんか!とか思ったら、ものっそい勢いて怒鳴られてて笑いました。
しかし、小松さんめっちゃいい人だわ。
助産師さんてもっと厳しいって聞きますよね。
不妊の原因を知りたいって気持ちは分かりますが、不妊に限らず人間の身体のことって突き詰めていくと原因が分からないことだらけだと思うんです。
四宮先生の言うとおり、不妊は当たり前に起こるものだっていう認識が世の中に広がるのが一番いいと思います。
緊急カイザーできるような状態に見えない四宮パパ。
いや、正直妊婦側もそんな状態でやってほしくはないですけどね。
でも、カッコイイ。
四宮パパへの信頼感半端ない。
前立ちに整形外科医のおじいちゃんがきて一瞬固まる四宮先生。
そりゃそうですよね。
整形外科医が前立ちとか、新生児蘇生を自分でやるとか、慣れない現場なのに事前の指示も的確でめちゃくちゃカッコいい。
1話で「設備の整わない、人員不足の病院で、リスクを抱えてお産をすることが未来を創るとは思わない。」と言ってた四宮先生ですが、この状況でもやってのけてしまわれると、ぐぅの音も出ません。
超絶優秀!
小松さんと今橋先生は珍しい組み合わせですね。
今橋先生、真面目か。
朝までも冗談なんでしょうか・・・。
四宮「残念だったな。」
どツンですね、この人。
設備も人材もない田舎の病院で産科医を続けてきた父の偉大さを知る四宮先生。
四宮「父さん、よくここで医者続けてきたな。」
パパ「ここが、好きだからな。」
ここの2人のセリフの言い方が最高。
あんまり好きじゃないから悔しいけど、星野源演技上手だわ。
こういうとき、男ってどうしていいか分からないから、気を使ったつもりでもおかしいこと言っちゃうんです。
だから、女性は許してあげてほしいとは言わないですけど、何をしてほしいのか言ってあげてください。
そうしないとすれ違って別れることになります。
ヘヴィメタのエピソードやるんですね。
四宮先生に「いいと思う」って言わせちゃうのは凄い。
確かにその恰好で産科の研修もヤバイですけど、鴻鳥先生の貧乏くさいパーカーもかなりヤバイと思います。
バイトか!
この旦那さん、相当いい旦那さんだと思います。
一生懸命気を使った慰めを全否定されてもいじけないで、こうやって産科医にまで相談にくる男の人なんて、ほとんどいないと思います。
三毛猫のオスくらい貴重です。
前回失敗しちゃったからなかなか出てこないなと思ったら、ようやく出番の白川先生。
だけど、今橋先生の株だけが急上昇です。
救命に妊婦搬送で、下屋先生大活躍です。
なんでしょうね、この「どうだ、うちの下屋は!」感は。
なんというか親心?
めっちゃ頼りになるじゃんか。
やばい、泣きそう。
おじさんが奥さんのために突然ピアノ始めるとか、めっちゃカッコいいじゃないか。
三毛猫のオスどころか、ツチノコですよ、こんなの。
不育症の原因は不明だけど、逆にそれは「出産できない」というわけではないということなんだから、本来喜ぶべきところなんでしょうけどね。
難しいです。
そうまでして本能のやつに子どもが欲しいと思わされてしまう女性というのはほんとかわいそう。
ここまでケアしてくれる産科医絶対いない。
精神科医じゃないですか。
カップルカウンセリングじゃないですか。
たぶん気のせいなんですけど、BABYのかつらの髪が前より短くなってる気がします。
ほんといい加減バレます。
篠原さんのカルテで、鴻鳥先生が最初SA2と入力していたのが、SA3に変わっています。
SAは自然流産で、その後の数字は流産の回数なんだそうです。
エコー見ても正直よくわかんない・・・。
なんか動いてるっぽいけども。
わからんけど、良かった!
2人を超えるとか言ってる下屋に対する鴻鳥先生と四宮先生の余裕な感じがカッコいいですね。
次回は新型出生前診断ですか。
新型出生前診断(NIPT)は、母体から採取した血液で胎児の染色体異常を調べる検査のことなんだそうです。
これまた重そうですね。
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